ブログ・患者さんの声

野球部の中学3年生、腰痛で一度は諦めた 最後の大会に出場できたわけ

こんにちは。やすたけ整骨院です。

 

中学校3年生、野球部の男の子から腰が痛くて練習ができないとのご相談を受けました。

最後の大会を1カ月後に控えていた状況で、まともに練習ができていなかったため、ご本人も出場を諦めかけておられました。

 

この子の腰痛は、腰ではなく、足首とふくらはぎの硬さに原因がありました。

原因である足首とふくらはぎに対して適切な処置を行ったところ、大会に出場することができました。

 

今回のブログでは、最後の大会に出場できるようになるまでのストーリーをご紹介いたします。

 

どうやって大会に間に合わせることができたのか?

 

結論からお伝えします。

 

・まず痛みが出る動きを控える
・週二回の施術を行う
・ふくらはぎ、足首のストレッチを毎日継続

 

以上を行ったことで試合に出れるまでに回復しました。

詳しくご説明いたします。

 

まず痛みが出る動きを控える


走ったり、素振りしたりする時に強い痛みが出ていました。

練習を休みたくない気持ちとてもよく分かります。


「休んだら、ポジションを取られてしまう」
「監督やコーチに、休ませてくれと言えない」
「友達から練習をさぼって休んでいると思われるかもしれない」

 

私も似たような経験したことがあります。
痛みを我慢して練習しても、復帰までに時間がかかってしまうので、いつもと違う痛みを感じたら練習を休んで無理をしないことが大事です。

 

今回の場合は歩くのは大丈夫だったので、まずはウォーキングから始めて徐々に運動の強度を上げていきました。

 

週二回の施術を行う

 

痛みがあるところに原因があることは少ないので、当院では全体のバランスをみて原因を探します。


もちろん人によって体質や生活習慣が違うので、原因も人それぞれです。野球で腰を痛めた場合は、ふくらはぎや足首、体の使い方が原因になっていることが多いです。

 

施術では、体の歪みを整え、立ち方をお伝えしました。

 

【体が安定する立ち方】

つま先をまっすぐする。


まっすぐ立ってもらうと左足のつま先が外側を向いていたので、気がついた時にまっすぐに戻すようにしてもらいました。

 

 

左足が外を向いている

 

 

つま先をまっすぐする

 

ふくらはぎ、足首のストレッチを毎日継続

 

施術と合わせて、自宅でふくらはぎと足首に対してストレッチを毎日行ってもらい、筋肉の柔軟性を高めていきました。

 

 

 

アキレス腱伸ばし


ポイント:両足ともなるべくかかとが

     浮かないようにする


目安回数:15秒を左右2セット

     (朝・昼・晩)行う

 

 

なぜふくらはぎや足首が腰痛の原因になるの?

 

ふくらはぎが硬くなると、腰や背中の筋肉を引っ張っています。その結果、腰や背中に負担がかかり、腰を痛めてしまいます。


また足首が不安定だと、走る時など体重を支える時に膝や腰が無理をしてしまいます。

 

 

今回の場合、練習中にボールを取りに行こうと、一歩前に踏み出した時に腰に電気が走ったような痛みを感じたそうです。

 


そこから痛みを我慢しながら、練習を続けていたけれど、徐々に悪化して走れない程の痛みに変わりました。

 

普段から練習量がとても多く、知らないうちに腰に負担がかかっていたのだと思います。中学生は成長期であるため、体のバランスが変化しやすいです。

 

「練習を休みたくない」

その一心で痛みがあってもギリギリまで、周りには言わない場合もあります。

 

・お子さんの動きや表情をよく見ておく
・何でも安心して話せる人や環境をつく
・定期的に体のケアを行う

 

以上を心がけていただくと、未然に大きなケガを防ぐことができます。

 

大会の結果

 

本人が熱心にストレッチや体のケアを続けてくれたおかげで、無事に最後の大会に間に合いました。

 

チーム内での競争が激しかったため、スタメンでの出場はできませんでしたが、最後の試合に代打で出場することができました。

 

 

試合後はとても悔しかったと思いますが、
「自分ができることはやり切った」
と清々しい表情をしていました。

 

その後、高校でも野球を続けると笑顔で話してくれました。ケガで練習ができない時には、最後の大会に出場できないかもしれないと不安な顔をしていました。

 

「何が原因で腰を痛めてしまったのか?」
「どうしたらまた野球ができるようになるのか?」
たくさんのことを考えるきっかけになったと思います。

 

・ケガで野球ができない苦しみ
・元気に動けることへの感謝
・自分を信じ目標に向かって努力することの大切さ
・両親やチームメイトのありがたさ

 

ケガしたことで学んだことも多いはずです。きっとこの経験が彼の財産となることでしょう。

 

最後に

 

休むことは悪いことでなく、休むことも練習の一つという考え方を持っていただけたらと思います。

 

 

 

成長期は体のバランスが崩れやすく、小学生と比べると練習の内容、量ともに一気にハードになります。


一生懸命、練習に打ち込んでいると、いつのまにか身体に負担がかかり、ケガをするリスクも高まります。

大好きなスポーツをケガで諦めた子はたくさんいるのが現状です。

 

「もっと早から体のケアをしておけばよかった・・・」こんな悲しい声もお聞きします。大きなケガを未然に防ぐためにも、定期的に専門家によるケアや体の使い方の指導を受けることをおすすめします。

 

どこに相談したらよいか分からない場合は、お気軽にご連絡ください。

 

スポーツを頑張る学生のみなさんが、自分のやりたいことを思い切り楽しめるように願っております。

 

(監修:柔道整復師 安武 建)

カテゴリー:ブログ

投稿日:2026年05月22日