肩だけが原因じゃない?長引く肩こりの本当の理由
こんにちは。
熊本市西区の やすたけ整骨院 です。
・肩こりがつらくてマッサージを受けているけど、なかなか良くならない
・肩だけでなく、体がだるく、疲れが抜けない
このようなお悩みはありませんか?

長い間、肩こりが改善しない場合、
原因が肩以外にあるケース がとても多いです。
実際にお身体をみさせていただき、原因をご説明すると「えっ、そんなことが原因だったんですか?」と驚かれる方も少なくありません。
原因を正しく理解し、
生活習慣を少し見直しただけで
長年の肩こりが楽になることもよくあります。
慢性的な症状が続くと
「いつまでこの状態が続くんだろう」
「もう良くならないのでは…」
と不安になりますよね。
今回のブログでは、
そんな不安を少しでも和らげられるよう、
最近来院された患者さんの実例 をもとにお話しします。
原因がはっきりせず、なかなか良くならない肩こりでお悩みの方の参考になれば幸いです。
一般的に言われている肩こりの原因
肩こりの原因として、よく挙げられるのは
・デスクワークなどで長時間同じ姿勢
・肩や腕を動かす機会が少ない
・目の疲れが強い
・ストレスを感じることが多い
・子供を抱っこする
などです。
もちろん、これらが原因で起こる肩こりも多くあります。
今回の患者さんのケース
50代の男性で、デスクワークのお仕事をされています。
お話を聞いた時点では「長時間同じ姿勢が続くことで、肩に負担がかかっているのだろう」と感じました。

ところが、
「今までも多少の肩こりはあったが、ここまで強い痛みは初めて」とのことでした。
さらに
・目の疲れ
・背中の張り
・全身のだるさ
も出ていたため、病歴や服用中のお薬について詳しくお聞きしました。
すると最近、糖尿病と診断され、お薬を飲み始めた とのことでした。
お身体を検査すると、胃や膵臓と関係の深い背骨や筋肉がとても硬くなっていました。
糖尿病と肩こりの関係
実は、糖尿病が影響して肩こりが起こる方は意外と多い です。
では、なぜ糖尿病があると肩こりが出やすくなるのでしょうか。
① 血行不良
血糖値が高い状態が続くと、血管が硬く・狭くなりやすくなります。
その結果、首や肩の筋肉に「酸素」や「栄養」が届きにくくなり、筋肉が硬くなってしまいます。
② 神経のトラブル(糖尿病性神経障害)
高血糖の状態が続くと、神経がダメージを受けることがあります。
その影響で
・重だるい
・張る感じが強い
・ジンジンする
・マッサージしてもスッキリしないといった
いつもの肩こりとは少し違う症状 が出やすくなります。
③ 自律神経の乱れ
糖尿病は
✔ ストレス
✔ 生活リズムの乱れ
✔ 睡眠不足
とも深く関係しています。
自律神経が乱れると筋肉が緊張しやすくなり、肩こりが慢性化しやすくなります。
④ 運動不足
糖尿病の原因の一つに運動不足があります。
運動量が少ない
→ 血流が悪くなる
→ 肩こりが悪化する
という悪循環に陥りやすくなります。
こんな肩こりは要注意
・いつも同じ側だけがつらい
・夜や安静にしている時も違和感がある
・肩こりに加えて、手のしびれや冷えがある
・マッサージを受けても改善しない
このような場合、糖尿病が影響している可能性も考えられます。
気になる方は、早めに血液検査を受けることをおすすめします。
特に自営業の方は、忙しくてご自身のことが後回しになりがちですので、定期的な健康診断がとても大切です。
ご自宅でできる改善のポイント
糖尿病が関係している肩こりの場合、
まずは病院の先生の指示を守ることが大前提 です。
そのうえで、日常生活でできるケアをご紹介します。
① よく噛んで食べる
麺類やパンは、つい噛まずに飲み込みがちです。
よく噛むことで
・消化酵素が分泌され
・栄養の吸収を助け
・内臓の負担を減らします。
「何回噛む」と決める必要はありません。いつもより少し多めに噛む 意識で十分です。
・一口ごとに箸を置く
・テレビを消して食事をする
のもおすすめです。
② 腹八分目を意識する
一度にたくさん食べると、内臓に大きな負担がかかります。
美味しいとつい食べ過ぎてしまいますが、
腹八分目を心がけてみてください。
③ 軽い運動を取り入れる
ウォーキングはとてもおすすめです。
1日20分程度で十分なので、生活の中に取り入れてみましょう。
歩くのが難しい方は、
食後に2~3分の足踏み でも効果があります。
血糖値の急上昇を防ぐ助けになります。
最後に
糖尿病の管理は、必ず病院で行ってください。
自己判断でお薬を止めたりすると、身体に負担がかかる場合があります。
必ず主治医の先生と相談しながら進めましょう。
血糖値が安定してくると
「そういえば、最近肩が楽になってきた」
というお声をいただくこともあります。
肩こりは、ひとつの原因だけで起こることは少なく、いくつもの要因が重なっていることがほとんどです。
糖尿病のケアとあわせて、
身体全体のバランスを整えることで、
早期の改善が期待できます。
・早く肩こりから解放されたい
・自分の肩こりの原因を知りたい
などでお悩みの際は、どうぞお気軽にご相談ください。
(監修:柔道整復師 安武 建)
カテゴリー:ブログ
投稿日:2026年01月29日

